肝付町高山 本町地区に伝わります「本町八月踊り」(県無形民俗文化財)について、保存会会長の原田健一様にお聞きすることが出来ました。
 「本町八月踊り」は、以前は旧暦の8月18日に踊られていましたが、現在は2年に一度 9月の第4土曜日に行われます。当日は、本町の入り口にある八坂神社の境内の水神様に五穀豊穣・無病息災などを祈願して奉納され、法楽(ふらく)が行われて華やかに本町八月踊りが始まります。
「本町八月踊り」は本町中央部の町道に櫓を建て、櫓の上の太鼓・三味線などと唄にあわせて櫓の周りを輪を作って踊ります。以前は、おはら万女・思案橋など14曲ありましたが現在は、8曲唄われています。
 衣装は、男性は浴衣に紋付羽織を着て じん笠を被り、女性は裾模様の着物を着て お高祖頭巾を被り踊ります。
 本町八月踊りは、昭和37年に県無形民俗文化財に指定され、幸いに踊り手不足もなく長く後世に継承していきたいとのことでした。
 今回、お話をして頂きました原田会長には、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は本町八月踊りと八坂神社です。上2枚は伝承郷土芸能キャンペーンで撮影)
                              

扇寿堂
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