肝属郡肝付町宮下(みやげ)集落に伝わります「宮下棒踊り」について、保存会の吉留清美様にお聞きすることができました。
　「宮下棒踊り」は、川辺(現南九州市川辺町)から来た籠売りの宮内愛乃新という人が、こちらに来て伝えたとされています。
　毎年、3月19日に近い日曜日に五穀豊穣・家内安全を祈願して、桜迫神社に奉納されます。
　現在は、宮富小学校4年・5年生、高山中学校の生徒にも伝承されています。
　お話をして頂きました吉留さんは、昭和15年から16年間踊られ、その後は歌のほうを唄っていらっしゃいました。そして、平成18年まで30年間、保存会長をされてこられましたが、今は踊りの指導と相談役をされていらっしゃいます。今回は、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
　　(写真は保存会の皆さんと桜迫神社です)