垂水市中俣地区に伝わります「中俣下川踊り」について、保存会会長の迫田則行様にお聞きすることが出来ました。
「中俣下川踊り」は、毎年 今宮神社に奉納されて7月22日の六月灯で踊られます。それに、敬老の日に踊られています。また、垂水市の要請があった時などにも踊られます。
「中俣下川踊り」の由来は、四百年位前に中俣の殿様が、伊集院から持ってきて踊るようになったとされています。「水神踊り」ともいわれ、水神を祭り雨乞いをして豊作を祈って奉納されて、地域住民によって踊り継がれてきました。現在は、中俣下川踊り保存会で引き継がれています。
中俣下川踊りには、小学校入学前までの子供が踊る「稚児踊り」(奴踊り)・女が踊る「女踊り」・男が踊る「男踊り」の三部で構成されています。すべての踊りに三味線・太鼓・鐘・鼓の鳴り物が入ります。
迫田会長のお話では、現在23名によって活動していますが、踊り手が男だけですので「男踊り」を中心に活動しています。踊らせて欲しいとの要望もあったりと、人手不足はありません。近くの協和小学校の5年生にも教え伝えているそうです。
 今回、お話をして頂きました迫田会長には、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
  (写真は「中俣下川踊り」と「保存会の皆さん」今宮神社です)
                                  

扇寿堂
                                 senjudou

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