宮崎県三股町に伝わります「小鷺巣大太鼓踊り」について、保存会会長の原村吉博様にお聞きすることが出来ました。
 小鷺巣大太鼓踊り(こさぎすうでこおどり)は、御年(みとし)神社に奉納されますが、奉納日は決まっておらず要請がある時に踊られます。また、イベント等でも踊られます。平成23年11月23日のふるさと祭りで踊られました。
 踊り子は、限定されていませんが 大太鼓8人・鉦大1人・鉦小1人・唄い手8人・旗持ち1人・鼓1人の約20人ほどで踊られます。
 小鷺巣大太鼓踊りの由来は、確実な記録はありませんが従来から伝承されたものでは、西暦1591年から1598年に及ぶ豊臣秀吉のおこした朝鮮の役において朝鮮は明国に援けを求めて、明国は朝鮮に大軍を送り日本軍の守っている城を攻撃しました。その方法が鉦や太鼓を打ち鳴らして押し寄せるという戦法であったので日本軍には珍しく、戦いが終わって引き揚げてから各地で踊りとして神社等に奉納したものであると伝えられています。
 会長の原村さんは、今後とも末永く継承していきたいと話していらっしゃいました。
 今回、お話して頂きました原村さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「小鷺巣大太鼓踊り」と保存会の皆さん・御年神社です)
                                 

扇寿堂
senjudou

 
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