薩摩川内市入来町に伝わります「元村鉦踊り」について、保存会の柿内良穂様にお聞きすることが出来ました。尚、保存会会長は畠中藤光様です。
 「元村鉦踊り」は、毎年8月28日の近くの日曜日に行われる諏訪神社の大祭に稲作の豊作祈願の為に奉納されます。
 元村鉦踊りの由来は、さだかではありませんが 昔は副田楽(400年以上前から踊られている)で踊っていたそうです。しかし、明治の頃に副田楽から独立し諸種の楽を混成編曲して元村楽ができ現在も踊られてます。
 この鉦踊りは、昭和53年(1978年)に一時途絶えていましたが、今年(2011年)5月に33年振りに復活しました。
 踊り手は、鉦10・太鼓7の構成でリズミカルな躍動感のある踊りです。 鉦打ちは頭に山鳥や雄鶏の尾羽または造花を付け 赤色の幣(しで)をたらした花笠をかぶり、赤い筒袖シャッに花模様の袖なし・黒股引・草鞋履き。太鼓打ちは馬の尾毛製の毛笠をかぶり竿頭に羽毛や造花を飾って幣(しで)をたらした三本矢旗を背負い、赤筒袖・白袖無・白股引・黒脚絆の服装で踊ります。今後、もつと練習を重ねて市の指定を受けられるようになりたいとお話されていました。
 今回、お話して頂きました柿内さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「元村鉦踊り」と諏訪神社です)

扇寿堂
                                senjudou

                             
 
89.5:210:158:0:0:IMG_2174-11.08.28-blog:left:1:1::
87.5:210:158:0:0:IMG_2187-11.08.28-blog:right:1:1::
82.4:210:158:0:0:IMG_2149-11.08.28-blog:left:1:1::
82.7:210:158:0:0:IMG_2153-11.08.28-blog:right:1:1::