鹿児島市田上西別府町に伝わります「西別府町田植え踊り」について、保存会会長の福迫重光様にお聞きすることが出来ました。
 「西別府町田植え踊り」は、昭和の初め頃熊本の人が当地に居住され、この踊りを指導したと言い伝えられています。戦時中・戦後と中断しており、昭和40年に復活し今日に至っております。
 踊りは、昔の田植え風景を順序よく苗床作り・たねまき・苗取り・田植え・草取り・稲刈り・脱穀・もみすり・とんまわしと踊り・米の検査官とケサマッバとが検査状況を語る・検査によって等級が決まり検査官を接待して村人総出で踊り歓待する、内容で踊られます。
 開催日については別に決まっていませんが、諏訪神社に奉納されます。また、夏祭り・敬老会などに踊っています。
 今回、お話をして頂きました福迫さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「西別府町田植え踊り」と諏訪神社です)
                      

扇寿堂
                     senjudou

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