曽於市末吉(旧末吉町)の中園地区に伝わります「中園べぶ踊り」について、保存会の水流(つる)道弘様にお聞きすることが出来ました。
 「中園べぶ踊り」は、稲の豊作を招く為の予祝行事とされています。はっきりしませんが、戦前から行われておりました。一時途絶えていた時期もありましたが、復活して(1980年頃)30年ほどたちます。開催は、夏・秋祭り・公区内の催し・曽於市の依頼など、いろいろな所で踊られています。
 踊りは、農夫がべぶ(牛)を使い、田植えの準備から収穫までを面白おかしく演技するものです。踊りに種類があり、依頼により田植え・稲の脱穀・麦植えの中から、その催しにあう踊りが踊られます。
 現在、踊り手不足は幸いにもなく若い方からベテランの方まで幅広く踊られているそうです。
 今回、お話をして頂きました水流さんには、本当にありがとうございました。(尚、保存会会長は竹田実夫さんです)今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「中園べぶ踊り」と保存会の皆さんです)
                    

扇寿堂
                   senjudou

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