鹿児島市吉野町帯迫集落に伝わります「帯迫棒踊り」について、保存会会長の前村 通様にお聞きすることが出来ました。
 「帯迫棒踊り」は江戸時代から続いていましたが、戦時中に一時途絶えました。しかし、昭和23年(1948年)に青年団の手で復活され、今年で61年目になります。毎年、鎮守神社の春祭りに五穀豊穣・無病息災を祈願して奉納されます。
 今年(2008年)は、3月9日(日)に鎮守神社で踊られました。小学生から壮年の15〜16名の踊り子で「エイヤー、エイヤー」というかけ声で棒を打ち、3尺・6尺・鎌踊りの順に鎮守神社に奉納されました。前村会長は「今後、郷中教育の形が残るのは棒踊りだけです。指導者を育てていきたい。」と話しておられました。
 尚、鎮守神社は島津家代々の由緒ある神社で、416年前 島津歳久が自害した「石」を奉ってあるということです。
 今回、お話をして頂きました前村会長には、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「帯迫棒踊り」と鎮守神社です)
                      

扇寿堂
                     senjudou

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