曽於郡大崎町牧之内集落に伝わります「牧之内八月踊り」について、保存会会長の新西 勝様にお聞きすることが出来ました。
 「牧之内八月踊り」は、旧暦8月15日夜に水神様に豊作を感謝して奉納される踊りです。およそ2〜3百年前から行われていたと云う説もありますが、由来も起源も定かではありません。
 牧之内の踊りは、他部落の踊りとは多少異なり、動作が大きくからだ全体で踊る男性的な踊りです。途中途絶えた時期もありましたが、部落民の中には毎年中秋の名月を迎える度に、古き良き時代の郷愁と祖先が残してくれた立派な文化財を何とか伝承し、後世に残そうという気持ちが強く、再び昭和61年に復活しました。
 服装は、紋付羽織に、ゆかた・草履・踊り笠、そして若年の者は、ゆかたに草履・足袋・鉢巻という出で立ちです。
 今回、お話をして頂きました新西さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は水神様です…牧之内八月踊りは入手しだいUPします)
                      

扇寿堂
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