薩摩川内市寄田町集落に伝わります「寄田棒踊り」(県指定無形民俗文化財)について、寄田コミュニティーセンターの外高重様にお聞きすることが出来ました。
 「寄田棒踊り」は、毎年6月8日の新田神社のお田植祭に奉納されます。また、寄田の菅原神社にも奉納されます。
 この棒踊りは、歴史は古く鎌倉時代の戦乱時、農民が自衛のため棒をもって身を守ったことから芸能化されたと云われています。一説には、もともとは武術の一種といわれるが、田打ち行事のひとつで田開きの虫追いだとする説もあります。
 終戦後、しばらく途絶えていましたが、昭和46年に寄田の青年団が中心になって復活しました。
 歌い手が2〜3人で、踊り手17〜18人が唄にあわせて三尺棒(約90cm)を振り上げ、打ち下ろし、棒と棒を打ち合いして一糸乱れず踊ります。
 今回、お話をして頂きました外さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
(写真は「寄田棒踊り」と菅原神社です〔薩摩川内市名所旧跡案内より〕)
                       
                       

扇寿堂
                      senjudou

   
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