曽於市末吉町川内(かわち)地区に伝わります「川内棒踊り」について、連合会長の田崎良一様にお聞きすることが出来ました。
 「川内棒踊り」は、島津義弘公の朝鮮の役の連勝記念とか、関ヶ原の戦いで兵士の士気を高めるためにはじまった棒踊りを、昭和の初めに 南之郷池ン坊から伝えられたと云われています。
 この踊りは、六人一組で、2組づつ三尺木剣と六尺棒を打ち合わせて踊ります。その周りに「山」と呼ばれる人が、木を地面に打ちつけながら立ちます。
 御田植祭や雨乞いなどを祈願して踊られます。その他に、農家の方々のレクレーション・心身の鍛錬・災厄の意味もあるようです。三十年ほど前、町舎の落成式で踊られ、今は市民祭・文化祭でも踊られます。よく言われる、踊り手不足もなく現在に至っています。
 今回、お話をして頂きました田崎さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「川内棒踊り」と皆さんです…画像が悪くすみません)
 
                      

扇寿堂
                     senjudou

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