志布志市有明町蓬原(ふつはら)地区に伝わります「蓬原熊野神社の神舞」について保存会の諏訪光一様にお聞きすることができました。
「蓬原熊野神社の神舞」の歴史は古く、江戸時代初期ないしはそれ以前(400年前)から伝わるり現在に至っております。
 昭和46年当時の青年団を中心に、本神舞を故西山太吉氏の指導のもと、全段復活し昭和54年には鹿児島県指定無形民俗文化財に指定されました。今は毎年11月23日に熊野神社に舞を奉納しています。
 今回は、42段の中から「四人鬼神舞」(よったいきじんまい)と「剣神師舞」(12人つるぎまい)をご紹介します。
 四人鬼神舞は、東方・南方・西方・北方の4人の鬼神が一つの鉾(ほこ)を争う舞です。東方が白、南方が赤、西方が黄色、北方が青で、古くから神社に伝わる舞衣(めぎん)をまとっての荘厳な舞です。道具は、葉うちわ・棒・鉾です。
 剣神師舞は、全員が剣と鈴をもち、中央(ちほう)と立ち分かれてする舞で、ある時は厳かにそして激しく舞う舞です。
 ところで、呼び方ですが神舞は(かんめ)・東方は(とうぼう)・
南方(なんぽう)西方(さいほう)北方(ほっぽう)といいます。
 今回は、お話をお聞きしました諏訪さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「蓬原熊野神社の神舞」と熊野神社です)
                      

扇寿堂
                     senjudou

 
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