枕崎市山下集落・水流集落に伝わります「山下水流太鼓踊り」について保存会会長の竹中和幸様にお聞きすることが出来ました。
 この山下水流太鼓踊りは、10月28日に南方神社に、そして10月29日に妙見神社に一日づつ奉納して踊ります。
 この踊りの由来は、今から約400年前 島津義弘公が朝鮮出陣に行くとき軍の士気を高める時に踊ったといわれています。この踊りは、昭和42年頃から十五年間休止していましたが、昭和57年(約25年前)に復活し現在に至っています。
 山下水流太鼓踊りは、15、6名が鉦・入れ鼓を囲みながら円陣をつくり廻りながら踊ります。服装は 「鉦打ち・入れ鼓」は、鯉の滝登りの模様の木綿の着物に白足袋麻裏草履と花笠。「踊り子」は、白かすりの浴衣にわら草履と黒足袋 頭に布(モス)をかぶります。歌は、一の谷の合戦の熊谷次郎直実殿と敦盛殿を歌ったものです。
 もうすぐ10月28日、29日です。今年も盛大に踊られることでしょう。見に行きましょう。今回、いろいろお話をして頂きました竹中さんには、お忙しいところ本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
(写真は「山下水流太鼓踊り」、保存会のみなさん、南方神社)
                       

扇寿堂
                     senjudou

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