鹿屋市川東町光同寺地区に伝わります「水神祭鉦踊り」について保存会会長の前原様と保存会の平松様にお聞きすることが出来ました。
 光同寺地区には二百数十年前から毎年水神講が旧暦の8月26日の夜に行われ、光同寺地区全戸の男が一軒の家に集まり小さな神棚に、新しい榊に焼酎・米・塩を供え五穀豊穣を祈る行事が今も行われています。
 鉦踊りは、宝暦三年(1753年)に和田新田の開田の頃から和田井堰水神祭で青年たちが鉦踊りを奉納したとされ、水神講と鉦踊りは江戸時代後期に始められたと文献に有ります。
 「水神祭鉦踊り」は、旧暦8月28日に光同寺鉦踊り保存会が、王子町和田水神・川東町鶴田池水神・前村池水神・鹿貫池水神・光同寺池水神に奉納祈願する踊りです。五穀豊穣は勿論、商売繁盛・無病息災・交通安全・家内安全を祈っています。近年は、新築された家にも踊りを奉納することも多くなりました。
 光同寺鉦踊り保存会は、光同寺地区の75世帯から構成され、踊り子・理事・地区代表を中心に活動しています。
 今回、お話をして頂きました前原会長と平松さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は「水神祭鉦踊り」と保存会の皆さんと水神様です)
                       
                        

扇寿堂
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