霧島市福山町佳例川の岩戸集落に伝わります「牛踊り」について、保存会の鈴木康弘様にお聞きすることが出来ました。
 「牛(べぶ)踊り」は、いつから始まったかは不明ですが、今から40年ほど前から集落の戸数の減少や若い人が出稼ぎなどで少なくなり途絶えてました。その「牛踊り」が、2009年(平成21年)9月に、39年ぶりに復活されました。
 復活には、比曽木野地区公民館を中心に高校生から70歳代の方約20人が半年間、毎週1回の稽古を続けてきたそうです。
 「牛踊り」の由来は、平家の落人が疲れた牛を奮い立たせるために唄い踊ったという説と豪農の下働きとなった落人が牛を使いつぶし、何とか元気にしようとする様を踊りにしたものと云われています。
 踊りは、太鼓や三味線のお囃子にのって牛を元気づける様を、おもしろおかしく踊ります。
 今回、お話をして頂きました鈴木さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は39年ぶりに復活した当日の「牛(べぶ)踊り」です)

扇寿堂
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