鹿児島市川上町下花棚(しもけだな)集落に伝わります「下花棚棒踊り」について、公民館館長の泊 純弘様にお聞きすることが出来ました。
 約150年位前に、日置郡金峰町田布施地区(現 南さつま市金峰町)から伝えられたと云われています「下花棚棒踊り」は、ナギナタ・カマ・6尺棒を使った動きの速い勇壮な踊りです。島津藩士が、農民の士気を鼓舞する為に棒術を踊りにしくんで踊らせたのが始まりと云われるが、薩摩独特の示現流の剣法を舞踊化したものとの説もあります。
 現在は、五穀豊穣と町民の安全を祈願して毎年、日枝神社に春祭りの(以前は3月10日に開催)祭儀として3月10日に近い日曜日に奉納されます。
 この棒踊りの唄は、音符の無い、文字ではっきりと書き表せない、言葉ではっきり表現出来ない「独特の節まわし」と、抑揚の難しい唄い方をするので覚えずらい唄です。
 今回、お話して頂きました泊さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
(写真は「下花棚棒踊り」と保存会の皆さんと日枝神社です)
                     

扇寿堂
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