鹿児島市谷山方面に伝わります「そば切り踊り」について、谷山芸能保存会の代表の山下和子様にお聞きすることができました。
 現在の谷山芸能保存会は平成2年に「そば切り踊り」を引き継ぎました。開催日はきまっていませんが、県内の各種イベント等に出演しています。また、東京・大阪をはじめ全国各地へも鹿児島のPRをかねて出演しています。
 「谷山のそば切り踊り」は、昔 下働きをしていた娘のケサガメが、祝いの座で踊りをする様に命ぜられました。踊りを何も出来ない娘のケサガメは、自分がいつも作っている“そば切り”(そば作りの工程)を踊りをまじえて、又母親との問答の掛け合いをしながら、おもしろおかしく踊って見せました。その仕草が、とてもユーモラスで皆大笑いしたそうです。それが発端となり「そば切り踊り」が踊り継がれています。
 「そば切り踊り」は、イベントなどで踊られるとユーモラスな仕草や言葉(鹿児島弁)に会場は大笑いだそうです。
 今回、お話して頂きました山下代表には、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
  (写真は「そば切り踊り」です)

                       扇寿堂
                      senjudou

80.9:250:175:210:147:img443-08.08.12:center:1:1::
23.3:210:146:0:0:img444-08.08.12:left:1:1::
23.1:210:145:0:0:img445-08.08.12:right:1:1::