枕崎市塩屋集落に伝わります「塩屋笠踊り、四ッ竹踊り」について、保存会の小湊美津枝様にお聞きすることができました。
 この「塩屋笠踊り、四ッ竹踊り」は明治初年(1867年)、小湊甚四郎ほか三名の青年が、かつおの餌入れに山川に行ったとき、たまたま寄港していた沖縄の船員に手ほどきをうけて、習い覚えて伝えられたものと云われています。
 この踊りは、日清日露の戦勝祝・大漁豊年祭り・村のでばいなどで踊り披露されてきました。戦後は枕崎港西堤防復旧祝・市制施行祝賀会・国鉄指宿枕崎線貫通祝賀会、その他のお祝などに踊られてきました。今は、後継者不足もあり女子中学生・婦人会を中心にイベントなどに踊られています。
 今回は、お話をして頂きました小湊さんには、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (塩屋笠踊りの練習風景です。良い写真が入手したらUPします。)
                       

扇寿堂
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