日置市吹上町田尻集落(鹿児島県)に伝わる「伊作太鼓踊り」について田尻集落保存会会長の椨 学様にお聞きすることが出来ました。
 「伊作太鼓踊り」は、応永十三年(1406)年 伊作島津家第四代の城主久義が、田布施郷牟礼ヶ城を攻略したときに考案された踊りであると言い伝えられています。
 踊り方は唄方数名・中打四名(鉦二・小太鼓二)・平打二十二名位で、花笠をかぶり美麗な衣装にたすきがけの中打を中心に、白装束わらじ履きで、太鼓を胸に幟・薙刀・六尺の矢旗を背負った平打が、中打の鉦のリズムに合わせ太鼓を叩き矢旗を振り振り周りを勇壮活発に踊ります。
 「伊作太鼓踊り」は、現在 湯之浦・和田・入来・中之里・田尻・花熟里(けじゅくり)の六地区の保存会が毎年交替で南方神社に奉納しています。
 今回は、資料までいただきました椨(たぶ)様には、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
 (写真は保存会の皆さんと南方神社です)
                      

扇寿堂
                     senjudou

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